クワガタの卵はメスによって朽木の中に産み付けられます。
産み付けられた卵は、カブトムシの卵とは反対で最初は楕円形をしていますが、水分を吸うことによって丸く膨らみ、産卵後10日〜2週間程度で幼虫となります。この期間はカブトムシと同じです。
卵が乾燥した場所に産み付けられたり水分を充分に吸っていない場合は、孵化(幼虫になる)が遅れたり孵化出来ずに死んでしまう場合があります。
孵化したての幼虫は写真中央の如く真っ白で、すぐに餌(朽木)を食べる事は無く、しばらくしてから自分が脱いだ卵の殻を食べ始め、軟らかい朽木から少しずつ食べるようになります。こうして朽木の内部に坑道(トンネル)を作っていき、写真右の様に2齢へと加齢します。
幼虫は自分が出した糞(フン)を後ろの坑道に詰めながら前へ前へと掘り進んで行くのです。
朽木の中は、冬暖かく夏涼しく、幼虫にとっては大変暮らし易い場所ですが、外気温が5℃以下になってくると餌を食べずに越冬の準備を始めます。
この準備とは、体の中に糞があると凍って死んでしまう為、腸の中に不凍液(自動車のラジエターに入れる不凍液と同じ役目)を満たすのです。こうする事によって凍死せずに冬を越せるのです。
クワガタの幼虫は、こうして1齢から2齢、そして3齢幼虫へと成長していきます。
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